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お色直しをする理由とは?日本の歴史と最近のお色直し事情について解説

2023.2.1

披露宴の途中に新郎新婦が衣装を変える「お色直し」は、衣装を変えるのには時間がかかるものの、披露宴を華やかにする演出としての役割があります。
そもそも、お色直しがなぜ行われているのかご存じでしょうか。今回は、お色直しの理由と日本における歴史、最近のお色直し事情について紹介します。

お色直しの意味

お色直しはウェディングドレスから和装、カラードレスなどへ変更するなど、その方法や回数などにはルールがありません。
従来は、お色直しと言えば白無垢から色打掛に着替えることを指します。

この行為には、「相手の色に染まる」という意味があるため、伝統を重んじる一昔前の日本では多くの披露宴で行われていました。
近年は、その意味が忘れ去られたり価値観が変化したりしたことで、白無垢から色打掛への着替えに限らず、新郎新婦の希望に沿った形で行われています。

お色直しの歴史

お色直しはいつから始まったのでしょうか。
諸外国でも行われているのかどうかも含め、詳しく解説します。

お色直しが始まったのは室町時代との説がある

お色直しが始まったのは、室町時代といわれています。
結婚後、白無垢を3日着続けて、その翌日から色打掛を着るという習慣がありました。
そうして相手の家に染まったとみなされ、嫁入りが認められたといわれています。

現代では、結婚において両家の両親の承諾を得ることが一般的であるものの、室町時代のように相手の色に染まるといった価値観が薄れているため、お色直しに深い意味はありません。

招待客に披露する意味でのお色直しも行われていた

以前は、披露宴が新郎の家で行われることが一般的でした。
そこに招待したゲストへ披露することを目的に、白無垢から花嫁道具の衣装へ着替える習慣があったのです。
披露する点では、現代における結婚式でのお色直しと共通しています。

お色直しは日本特有の習慣

お色直しは日本特有の習慣であり、諸外国では行われていません。
さまざまな衣装を着て披露したい人はお色直しをしているかもしれませんが、少なくとも伝統的な意味でのお色直しは行われていないのです。

反対に、日本では一般的ではない習慣として、ウェディングドレスをレンタルではなくオーダーメイドで作るか手作りすることが挙げられます。

お色直しの回数

お色直しの回数にルールはありません。
現代では1回が一般的ですが、3回以上行う方もいるでしょう。
お色直しの回数が多くなればなるほどにゲストと一緒に過ごす時間が短くなるため、おもてなしを意識した現代の披露宴では、お色直しの回数は1回が主流なのです。

また、お色直しを行わないカップルも少なくありません。
お色直しを行わない場合、結果としてコストが安くなったりゲストと一緒に過ごす時間が長くなったりします。
しかし、お色直しの時間は新郎新婦にとっての小休憩でもあるため、中座の時間は確保した方がよいかもしれません。

中座とは、席から立って会場から出ることです。
休憩しながらもアクセサリーやヘアスタイルの変更ぐらいはできるため、お色直しするほどではないものの気分を変えたい方は考えてみてはいかがでしょうか。

お色直しで失敗しないためのポイント

お色直しの回数やタイミングによっては、ゲストを退屈させたり新郎新婦が疲れてしまったりします。
お色直しで失敗しないために、次のポイントを押さえましょう。

お色直しに必要な時間を明確にする

お色直しに必要な時間は、衣装の種類で異なります。
例えば、洋装から洋装、和装から和装であればそれほど時間はかかりません。
しかし、洋装から和装、和装から洋装だと、着替えに加えてヘアスタイルの変更、アクセサリーの変更も必要なため、それだけ多くの時間がかかります。

ゲストをそれだけ長く待たせることになるため、必要な時間を明確にしたうえで回数やタイミングを決めましょう。

適切なタイミングでお色直しする

披露宴のどのタイミングでお色直しをするのかで、新郎新婦への負担や進行への影響が異なります。
例えば、結婚式の前半は入場や乾杯などが多いため、その後の食事や歓談のタイミングでお色直しすると、進行に大きな影響がありません。

また、歓談の後半でお色直しをして、その後の催し物と挨拶、退場へとつなげる方法もおすすめです。

中座の演出にこだわる

洋装から洋装、和装から和装であれば短時間で済みますが、洋装から和装、和装から洋装だとヘアスタイルの変更が必要になるため、どうしても時間がかかります。
お色直しの時間が長くなる場合は、中座の演出にこだわることでゲストを退屈させずに済むでしょう。

まとめ

お色直しは本来では「相手の色に染まる」との意味あいがありますが、現代では新郎新婦の希望に基づいて行われることが一般的です。
お色直しの回数が多い、時間がかかりすぎるような場合、ゲストが退屈する可能性があるため、中座の演出にこだわるなど対策することをおすすめします。

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